「家康、江戸を建てる(著者:門井慶喜)」のあらすじと感想を1分で解説します

読書

今回紹介する本は「家康、江戸を建てる(著者:門井慶喜)」です。この著者の本は初めて読んだのですが、難しい言葉を使わない歴史小説で、とても読みやすかったです。歴史小説の初心者の方向けの本だと思います。1分で読めるざっくりとしたあらすじと感想を書いていきます。ネタバレは極力減らします。今から大まかな流れを書いていきます。

〜あらすじ〜

基本情報
物語は第5章の構成となっています。主人公は章ごとに変わります。
第1章は江戸を街づくりに適さない湿地にしている原因である利根川の水路工事を任されたお役人の話です。第2章は江戸で発行する通貨を作った職人、第3章は飲み水を江戸に引っ張ってきた職人など、江戸という街を作った今まで無名であった技術者にスポットライトを当てた珍しい歴史小説となっています。技術の話になるので、多少の専門用語はありますが、現代の簡単な言葉で書かれていることが多いので、比較的読みやすい物語となっています。最後は上手くまとめていて上手い書き方しているなと思いました。
主人公(WHO)
主人公は章ごとに変わります。全ての章に徳川家康が出てきます。徳川家康は色んな作者によって書かれ方が分かれますが、この小説を書いた門井さんは徳川家康に好意的な考え方を持っているのだろうと読んでいて思いました。家康の周りの人達が優秀で、その優秀な人達をまとめる家康はカリスマ性があったのだろうなと感じました。
≪もう少し詳しく≫
河川の流れを変えた灌漑技術の伊奈忠次、小判を作り、貨幣の日本統一で経済を掌握した橋本庄三郎、水を引いた内田六次郎。石を見通す見えすき吾平、天守を作った職人など。
時代背景(WHEN)
時代は江戸幕府が開かれる前後になります。
具体的に言うと、豊臣秀吉が天下を統一した時から、徳川家康が将軍職を徳川秀忠に譲り、院政のような形で江戸城を完成させた時までを描いています。東京の有名な地名の由来も紹介されています。自分に由来がある場所を紹介されると少し嬉しいです。
描かれる場所(WHERE)
江戸が中心です。
その他には現在でいう大阪、京都、埼玉、静岡も物語の中に出てきます。色んな職人達が江戸に集められて、江戸を作っていきました。江戸のインフラ整備が書かれています。
この本の面白さ(WHAT)
僕は東京に住んでいるのですが、江戸城があった皇居に行ってみたくなりました。そんな気持ちにさせてくれる本です。江戸は徳川家康が来る1600年前までは只の湿地地帯であったことを考えると、今の東京の繁栄は徳川家康無しに考えられないと思いました。んな家康の凄さが分かるのが一番の面白さではないでしょうか!
最後に一言!!
司馬遼太郎のような難しい言葉は使っていない歴史小説なので、読みやすい小説です。ドロドロした人間関係なども無く、快活なさっぱりとした良書です。今の東京があるのは、色んな人の努力の結晶だと分かりました。江戸の歴史を知りたい人はぜひ読んでみて下さい。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!少しでも「家康、江戸を建てる」に興味を持って頂けたのなら幸いです。ではまた!

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